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ラルジョル!
2蔵目はラングドックのラルジョル。
もう20年以上のお付き合いになります。お客様とも3回目の訪問。バスを降りるとフランソワ(現当主、初めて会ったときは子供でした(笑))が両手を広げて待っていてくれました
このファミリー(あえてそう呼びます)は本当に温かく楽しませる心を持っている。今日は畑までみんなで一緒に歩いた。発酵中の醸造所の中で発酵中の樽違いの試飲やルモンタージュやバトナージュの実演をしてくれたり、中庭でのアペリティフや夕食。そしてデザートワインを選びに行こうと連れていかれたのはラルジョルの歴史ワインの眠るワイン庫だった。
好きなの2本どれでも選んで…と大盤振る舞い…こちらが恐縮してしまう…
持っていった菊姫熟成酒と同じ2000年のカベルネと取引10周年記念の時に出してくれたマジェンダを選ばせてもらいました。
コルクを開けたらもう後戻りは出来ない大切なワインを振る舞ってくれました。本当に本当にありがとうございます。
そして滞在時間6時間を過ぎ帰りタクシーをお願いすると何と、
引退したルイマリ夫妻(フランソワのご両親…フランソワに代代わりするまでずっとラルジョルを引っ張ってきた南仏の太陽)が二台で送ってくれるとのこと。もう感動し過ぎて涙こぼれちゃいました。夜中24時近くなのに片道20分の夜道を運転してくれました。本当に本当に感謝しかない。お気持ちがとっても嬉しい。
感動。



























author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 23:39
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プロヴァンス??
一蔵目はプロヴァンスのドメーヌリショーム。
ドイツ人なんだけどお父様が古代の歴史の学者さんでこの土地を調べているうちにこの土地に魅せられて購入されました。今でも世界遺産サン・ヴィクトワール山の麓にあるワイナリーには多くの考古学者が世界中から訪れるそうです。
フランスでもローマ時代のものが出てくるのはアヴィニヨンやこのプロヴァンスくらいだそうです。

生憎の曇り空でしたが…素敵な時間をもらいました。今年の1月に来日したリショームさんはすごく日本が気に入ってくれてみたいで…日本酒などにもたくさん興味をもってくれていました。

この大自然と古代ローマから来る熱がワインに入っています。現地に来ると風やそこに生えている草花の香りもワインに影響していることを感じます。たかがワイン、されどワインなのです。そこに造り手の真心と情熱が加わります。妥協しない人、信念のある人が私は大好きです。
そんな人が造るものに嘘はないと思っています。一番のものを造ろうとしている。売れればいいものではない…信念ってそういうものだと教えてもらう。

















author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 05:04
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