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ステップアッブ14−15期開催

 27日土曜日は
ステップアップ14−15期のダブル講座でした。
14期は12時から9名
15期は17時から5名の編成です。

内容が同じに進むので準備的には楽をさせていただいているのですが
体力的にはちょっとハードかな?

この日はブルゴーニュの勉強をしました。
14期の方からは新鮮なウドをいただき、感謝です。

15期の皆さんはお一人がバースデー前日ということを先月聞いていたので
いろいろと手作りで持ってきてくださいました。

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中野からやってきてくださるNさんの奥様の手作りケーキ
美味しかったです!!
オムレツや牡蠣まで登場してなんだか小宴でした。

出会った人たちの気持ちの良さがありがたいと
感じた2講座でした。感謝

author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 09:59
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フィリップ・アリエの会

 26日金曜日
この日はロワールのカベルネフランの天才「フィリップアリエ」の会を開催しました。
参加者8名。

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2007 シノン・ジョンヌ・ヴィーニュ
2006シノン・VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)
2004シノン・VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)
2001シノン・VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)
2006シノン・コトー・ド・ノワレ
2004シノン・コトー・ド・ノワレ

カベルネフランがここまで優しく、滑らかにエレガントになるとは・・・・・・・・。
フランの常識が変わるワインたちです。
体にスゥーーと入り込んでくるのです。
でも決して軽いわけでなく、きちんと奥深い葡萄を感じます。

これだけアリエを並べて呑むというのは私でもないですが
あらためて脱帽というかアリエのワインに対するPASSIONに
感動しました。
アリエは本当に寡黙な人です。
いつも訪問すると奥様が傍らに寄り添いアリエの代弁をしてくれます。
それはただ売り込みたいという感じではなく、本当に毎日一緒に畑仕事、
ワイン造りをしているから話せる言葉で方向、自分達の作り出すワインの
姿に同じものを感じているから出来ることだと私はいつも感じています。
アリエのワインは本当に今や全世界から引っ張りだこです。

私たち仲間にも年に一度の輸入しか入ってきません。
それでも私たちに分けてもらえるのは十何年も前から毎年
つながっているからだと思います。

人間の関係が十何年も続くというのは本当にすごいものだと思うのです。
それはアリエが本当に素晴らしいワインを造るために周りの造り手たちよりも
厳しい努力をしていることを私たちが知っているということ、そしてそのワインが
ほんとうにアリエ夫妻の熱い想いを感じられる素晴らしいワインであること、
何より、アリエが私たちがアリエのワイン造りを理解し、アリエの思いも乗せて
ワインを販売していることを知っていてくれているというお互いの信頼関係なのだと
思います。
いろんなつくりてがいる中、アリエのようなひたむきな造り手に出会えている私は
本当に幸せだと思っています。
ご縁に感謝。人に感謝であります。

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2001-2004-2006の比べのみ。
2006は元気で2004はディキャンタしましたがまだまだ元気で
2001は古さを全く感じさせない味わいでした。
本当に素晴らしいシノンです

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赤ばかりなので今、とってもおいしいプノさんのムロンを
1本ご用意しました。
あっというまに空いちゃいました

アリエの会は是非、またやりたいと思っています。
このシノンの素晴らしさを感じていただきたいと思いました。


 

author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 08:43
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有志でふくいちさんへ
 25日木曜日
先日のロゼ輪飲部で決定した美味しいもの食べたい皆さんで
新橋のふくいちさんへ行って来ました。
お店が狭いため8名限定貸切です。

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季節モノ、蛸の卵の茶碗蒸しなどをいただき

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つぶ貝の梅酒和え

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たこの卵とレンコンの煮物

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なんといっても何十回もふぐを食べている大先輩達が絶賛の刺し

写真では分かりませんが味わいが深いのです。
本当においしいです。
これだけ食べに行ってもいいくらいおいしいです。

天ぷら、鍋もいただき満腹でした。

ひれ酒をもちろんいただいたのですがみなさんお代わり連続。
ひれに姫燗が本当に合います。
幸せなひと時でした。

こちらのお店は要予約です。
ご興味のある方はご連絡くださいませ。

author:鶯谷萬屋, category:飲んだど〜食ったど〜, 11:14
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祝!水曜クラス復活とグランヴァン
 24日水曜日
3ヶ月振りの水曜クラスの集結。
メンバーのお一人が体調を崩していたので皆さんお久しぶりでした。

でもその間、家用ワインが足りなくなったと何度かご来店くださったり
皆さんありがたい方たちばかりです。
何より、このクラスで出会って2年半の間に熱い?友情が芽生えているので
お互いを気遣ったり、いいたいこと言ったりとみんなバラバラなのに愉快なメンバーです。
こういう輪飲が私の望んでいるものです。
当店のワイン会&菊姫部&全てのイベントをまとめて

「下町よろずや輪飲楽園(わいんがくえん)」といいます。

今、改めてこの会を初めて作ったときのご入会にあたってという12年前に
作った文が出てきました。
おいしい・たのしい・きもちいいが3原則と書いてあります。
今、読み返して当初の思いのまま、ずっと続いているなと思っています。
参加してくださった皆さん、参加してくださっている皆さん全てに感謝です。

どんどん輪飲が広がっていくといいなと思っています。

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写真はクラスとは全く関係ありません。
今、ボルドーに凝っていらっしゃるお客様がいて
久しぶりにちょっとクランヴァンが当店に集まったので記念写真です。
2006のセカンド勢ぞろいです。

さて今宵は菊姫の姫燗でふぐひれ酒です!!

尚、明日26日のフィリップアリエの会は満員御礼となっております。感謝。
当日キャンセルが出る場合もありますのでご参加希望の方は一応ご連絡くださいませ。
03-3873-8146 よろずや

author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 08:48
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15期の皆さんと課外宴
 23日火曜日
15期の皆さんの強い要望で田端の家庭料理・伽羅さんへ。
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恒例の馬刺し盛。
数人苦手とおっしゃっていた方たちも食べてみると
「アラ、食べられるわ、美味しい」とのご感想でした。
私も苦手なほうだったのですが伽羅さんのは大丈夫なのです。
新鮮なんです!!

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今の時期だけの(この間写真は掲載済)美味しいうるいも頂きましたが
こちらはソルトリーフサラダ
ソルトリーフも美味しいのですがナスやきゅうりもとっても新鮮で美味しいのです。
馬刺しも必需アイテムですがお野菜も必需アイテムです!!

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あぶりしめ鯖に

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あっという間になくなった銀杏

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そして最後にドライカレーまでいただき、
皆さん大満足でした。

ママさん 弟さん いつもありがとうございます。
感謝。


author:鶯谷萬屋, category:美味しいお店, 13:15
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第6回ブラインドティスティング会開催

 22日月曜日
今月もまたブラックテイステインググラスを使ったブラインドの日がやってきました。
本日も6名が参加。
出題は美子さんです。

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写真にはないのですが一杯目は驚きのキリンラガービールでした。
後から考えると一本だけ残っていたお正月用の祝いビールの在庫処分に使ったものと
思われましたが、、、、、、、、
イヤーホワイトビール?なんて答えもあっちゃったりして面白かったです。
恐るべしブラックグラス。


ド肝を抜かれたのはなんといってもアルザスの奇才ジュラール・シューラーの
ピノブランのアカシアの樽を使ったバリック。
鼻を抜ける焦げ臭いような感じや熟成香、でもどこかに甘みもあるような・・・・・・・・
今回はやられてしまいました。

来月はなんとしても挽回したい。。。。
と参加者皆が思っているはず。

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でお腹のすいていた美子さんと粉名吉さんへ。
運良く堰が空いていました。
キュヴェデザミをオーダーし、〆に美子さん卵あんかけうどん大盛を
オーダー。
先日まで美子さんノロウィルスに感染し、痩せちゃうよと心配していたのも
なんのその、こんなに食べれればもう大丈夫なり。笑

こんな感じで今週・来週とありがたいことにほとんど毎日夜は
埋まっております。
張り切って頑張らせていただきます。

燃やせPASSION!!燃えろPASSION!!であります。

 

 

author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 14:12
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甥っ子とラ・ボエム
 21日の日曜日
お昼前に中一の甥っ子K也がやって来ました。
妹達は弟の参観に行ってしまったので部活に行く前に一緒にお昼を食べることにしました。

彼は彼なりに悩んでいることがあり、それを一時間くらい聞いていました。
私は自分の子供がいないので偉そうなことは言えないのですが
自分がK也位の子供の時の話は出来ます。
妹のこと、弟のこと、両親のこと、おじいちゃんおばあちゃんのことどう思っていたかなど
K也の言いたいことを尊重しながら話しました。
話しながら思ったことが、聞いてもらえる人、見方になってくれる人が子供の時には
必要なんじゃないかな?って思いました。

私には両親と喧嘩してもおばあちゃんがいてくれました。
逃げ場所が子供の時には必要なんじゃないかなって思いました。
おじいちゃんおばあちゃんと一緒に住むってことがあまりなくなっているのかな?

子供と対等にと言われる人がいるけれどそれは大人が下に下りていって体等に話が
出来ることで子供と同じレベルで対等というのは違う気がします。
私は子供に対しては大人として年上として接しなければいけないような気がしました。
私の周りの大人がそうであったように大人は頼れる存在、自分よりいろんなこと経験している
存在、そして子供の話したいことをきいてくれる存在でいる人がいないといけないんじゃないかと
思いました。
本当に偉そうなことは言えません。
でもK也にとってそんな存在でいたいなと思った一時間でした。

夜は父がいなく母と二人だったのですが
禁酒は出来ず、やはり呑んでしまいました。

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ラ・ボエムを開けました。
んーーーーー本当に美味しかったです。
1本スゥーーーと私の体に入っていきました。
感謝。
author:鶯谷萬屋, category:直輸入ワイン, 13:43
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フライデークラス始動!!

 19日金曜日
昨日は久々のフライデークラス再始動の日。
8名の皆さんでのスタートとなりました。

どんな内容にするかずっと考えていたのですが
その時期に美味しかったワインを中心に広げていくことにしました。

で昨日はガルニエの限定瓶詰めロゼ2005のロゼダンジュールを
呑んで欲しかったのでロワールの葡萄中心に味わいました。

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左から
ソーヴィニヨンブランを使ったジャッキー・プレイスのレ・ピロティエール

ガメイを使ったピエール・ビーズのアンジュガメイ

ガスコンを使ったパスカル・シモニッティのバイオレットラベル

シュナン・ブランを使ったピエール・ビーズのレ・オードラガルド

同じくシュナンを使ったデザートワインでカール・ド・ショーム

カベルネ・フランを使ったフィリップ・アリエのシノンVV

グロロを使ったガルニエのロゼ・ダンジュール

シャルドネ,シュナンを使ったシャトー・ガイヤーのクレマン・ド・ロワール

以上を楽しみました。

5名で二次会へ行かれ、呼ばれて参上したのですが。。。。。
ビールだけにしておけば良かった。。。

小皿台湾料理はとっても美味しかったのですがビールに呑みつかれて
Iさんが頼んだ白ワイン(iさんもしろワインとだけオーダーしたらしい)

カリテラ・シャルドネ・リゼルバ

香りだけでノックアウト
勉強と思いましたが、んーーーーーーーー
一杯が限界でした。
そしてやはり朝から内臓がムカムカしております。

いくら私が大酒のみだからといってもやはり体が求めるものと
求めないものには凄い差があります。
改めて体感しました。

感謝。


author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 13:33
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久しぶりのチーズの会

 18日昨日は、山代温泉よりで帰宅後、留守中の仕事をやっつけ
19時からチーズの会を開催しました。

私自身、チーズはなかなかきちんと勉強するまでに達していません。
なので参加の皆様と一緒に食べ合わせなどを勉強させてもらいました。

昨日は全部で5名だったので、ゆったりとした中で開催しました。
人数が少ない時ほど来ていただいた方が
「来て良かった」と思って帰っていただきたいといつも思っています。
なので昨日はワインで奮発。

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チーズはフェルミエさんの今月のお薦め5種です。
ワインは4種。

フルーティな赤ということでランガランプリムール
時間が経っても美味しいよねと皆さん。夏まで在庫持つかな?
ヤギのチーズに合いました。

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そして赤のしっかりは先日もご紹介した
ラングドックのジャン・ミッシェル・アルキエの
2003レ・バスティード

最高です!!
最高すぎてチーズなくてもOKな感じでした。

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そして白はローヌのヴィエイユ・ジュリアンヌのローヌ・ブラン2007
どうかな?と思ったのですが、いやーーーーーーOKOK。
香りといい、味わいといい、バランスが非常に良かったです。

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そして甘口はもう在庫1本になってしまいましたが
こういうときに呑んでいただかないとと開けてしまいました。
ロワールのナチュラルワイン
ピエール・ビーズの1999コトーデュレイヨン・ボリュー

ベタッとしない甘さは途中で呑んでも全く問題なしという味わいで
ロックフォールと合っていました。

チーズに紛れて豆べいをお皿に並べて置いたのですが
全てのワインとマッチしちゃいました。笑

夜中に何度も石川に残っているK塚さん、M武さんからお電話を
いただいていたようですが気付かず爆睡していたようです。
ごめんなさいです。

 


 

author:鶯谷萬屋, category:イベント報告, 15:27
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第7回菊姫会総会

 17日朝一のANAに乗り、雪降る石川県へまたも参上してきました。
14時から加賀温泉で行われました。

それまでの時間も有意義でした。
先週お世話になった小松のアニキもりたかさんのお店にお邪魔し
いろんなお話を聞き、私も聞いていただきました。
その後、バトンタッチでお世話になっているとある方とお昼をご一緒し、
いろいろとお話しました。
本当に石川県には私、良きご縁があるようで、たくさんの皆様が東京にいると同じように
いろいろと助けてくださいます。感謝です。

で14時近く到着すると元気な笑顔がたくさんでした。
菊姫の社員の皆様、そして酒屋仲間たち。

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まずは菊姫製造部の井出さん、山上さんによる講演です。
井出さんからは山田錦のお話。
寝るなんて全く出来ないくらい菊姫さんのレベルの高さ、
社員さんの知識に圧倒されます。

山上さんの鶴乃里の出来上がるまでの経過、毎年の造りの話は
全く隠すことなく話してくださる凄さに驚きと共に本当にレベル、
頭のよさを感じました。

たぶん本当に右に出る蔵は日本に何処もないと断言できるほどでした。
原料米へのこだわり、農家との交流、技術、それは人から言われて
やっているわけでなく、自らが自分の与えられた仕事以上のことを
しなければ体得できないものだと思いました。
文献の豊富さ、まさに酒マイスターです。

こんなお蔵とお付き合いしていただいていることに感謝です。
恩返ししなければと思いました。

2時間の勉強後は

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懇親会です。
こんな私なのですが菊姫会副会長をやらせていただいております。
想いだけは諸先輩方にも負けないつもりでさせていただいています。
感謝であります。

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二次会で生バンド演奏前のみなさんと一枚。
いつも東京でも気軽にご一緒させていただいておりますが
本当に音楽において凄い方たちばかりなのです。感謝。

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コンサート会場での一枚。

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そして一人だけ本職が違うのに
プロと一緒のステージで演奏しちゃうK氏
エレキが決まってます!!


私はこの後、自然にお部屋に戻り、
コンタクトもはずし、布団に入り懇談していたのですが。。。。。

お呼び出しをいただきまして。。。
ラーメンを食べることになりました。
(でも50名くらいまだいらっしゃり、ちょっとビックリしましたが)

その後、バンドメンバーの部屋に自然とお邪魔し、
なんやかんやと菊姫談議をしお部屋に戻り、就寝させていたただきました。

そして翌朝、元気に食事をし、総会となりました。
柳社長の今後の日本酒の話には会場に緊張感がありました。
「造り手が本当の日本酒を変えようとしている。金儲けに走っている。飾り言葉に走っている。
日本政府にとって日本酒はいらないものという扱いになってきている」
という嘘偽りのないお話でした。
こんなことを全国の酒屋の前で言えるのも柳達司社長だけだと思いました。
みんな口先だけのこと、おべんちゃらは言っても真のことは言いません。
言えないというか言わない。
それは真っ当にきちんと造れていないから。
言いたくないことは言わない。
「菊姫は原料原価があり、精米原価もあり中身ある価格をつけています。
価格だけ真似して利益を上げている蔵がたくさんあります。
中身を真似て欲しい。皆さん、きちんと日本酒を伝えてください」とおっしゃっていました。

きっと誰も逆らえないと思いました。
菊姫は酒造りに対して本当に妥協せず、真っ直ぐです。
今回の総会で皆がそう感じたと思います。

でも中には利益が大事という蔵が一番と言う方もいらっしゃるかもしれません。
でも私は酒屋という商いを与えられた以上、本当の日本酒、蔵元、伝統をきちんと
皆様にお伝えしていきたいと益々思いました。

菊姫さんの酒を扱わさせてもらっていることが私の誇りです。
酒屋として出来ること、やらせていただきたいと改めて思いました。

感謝。








 

author:鶯谷萬屋, category:菊姫, 15:07
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